|
FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(2日)
 |
 |
 |
 |
２０１１年３月２日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、日経平均が堅調に推移したことから、米ドル円も小幅に上昇しましたが、欧州時間に入ると、サウジアラビアが「バーレーンの反政府デモ対応に向け、戦車を派遣(後にサウジアラビア政府が否定)」との報道が流れ、NY原油先物の上昇とともに、リスク回避の円買いが優勢。
NY市場では、米ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことで上昇しましたが、その後、イランの首都テヘランで「アフマディネジャド政権に抗議する市民ら数千人がデモ行進し、治安部隊と衝突」との報道が流れると、中東情勢の緊迫化からNY原油先物の上昇と共に、米ドル円はリスク回避の円買いに一転。
また、米ちょき金利が上昇幅を縮小したことも米ドル売りの材料となり、最後は８１．８４円で取引を終えました。
一方、ユーロ円は、日経平均やNYダウ先物が堅調に推移したことで、リスク選好のユーロ買いが優勢。また、欧州市場では、独失業者数が前月比、市場予想よりも好結果となり、失業率も改善されたことから、一時１１３．７２円付近まで上昇。
NY時間に入ると、産油国のサウジアラビアやイランでの中東情勢緊迫化から、原油高を引き起こしたため、リスク回避のための円買いが進み、最後は１１２．７５円まで下落して取引を終えました。
本日の米ドル円は、リビア内戦やイランでのデモ激化などを背景に、原油高・株安が続くと見られており、FRB(米連邦準備理事会)乗り上げ期待も後退していることから、円買いが優勢となりそうです。
また、ユーロ円においても、中東・北アフリカ情勢への懸念から原油相場が急騰、アジア市場でも原油高・株安となる可能性があるため、リスク回避のためのユーロ売りに警戒したいところです。
| 【２０１１年３月２日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年３月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額44万2,850円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
： FXで稼ぐために、無料為替情報サービス(ツール)を活用する！
： FX･株式投資･CFD 無料口座開設等で投資本プレゼント
： 有料為替情報はタダで見る！FX会社を徹底活用
： 日本経済新聞(日経新聞)を無料で読む 日経テレコン21
|
|
 |
 |
 |
|
|
|
|
