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国内総生産(GDP)とは?


国内総生産(GDP)の意味、特徴などを分かりやすく説明しているページです。

国内総生産(GDP)は、FXをはじめ株式投資など、さまざまな取引を行う際の参考になる経済指標の一つです。




国内総生産(GDP)とは?

GDP」とは、国内総生産(=Gross Domestic Product)のことで、一定期間内に、国内で生産された商品の付加価値を合計したものです。


付加価値とは、出来上がった商品の価格から、材料費など生産過程でかかった費用を差し引いたもので、元はバラバラだった原材料が、モノやサービスとして完成したことで付いた価値の部分を指しています。



この完成したモノやサービスの付加価値を合計したものがGDPと言われており、前回と比べて何%増減したか(実質GDP成長率)で、その国の景気を判断する材料として利用されています。




国内総生産(GDP)が与えるFXへの影響は?

国内総生産(GDP)が与えるFXへの影響としては、前年よりも1%少なかったら、



生産数が1%減

生産する必要がなかった

前年よりも消費が減った
(モノやサービスが売れなくなった)

収入が減った(から)

景気が良くない



ということになり、その国への投資(株式や為替)に影響を及ぼすことになります。




【 国別 国内総生産(GDP)ランキング 上位10位 】

(単位:10億米ドル)
IMF(国際通貨基金) 各国政府発表数値の集計レポートより

※2011年度のGDPランキングは、IMFによる見通しです。




特に、アメリカの場合は、1つの国で世界のGDPのおよそ23%を締めており、世界経済全体に影響力がある指標として、とても注目されています。


また、ユーロ圏の経済状況を知るためには、欧州の中でも、とりわけGDP成長率が高いドイツとフランスの指標が注目されています。



ちなみに、2007年の時点では、日本も世界第2位のGDP比率を誇っていましたが、2010年にはとうとう中国に抜かれて、世界第3位に後退してしまいました。



【2008年−2015年の米・日・欧・英の実質GDP成長率】

※前期比(速報値)
※欧州は、域内総生産(速報値)を掲載しています。



【2008年-2011年の米国・日本・欧州・英国の実質GDP成長率 推移】



国内総生産(GDP)の主な特徴
正式名称 国内総生産(GDP)
発表国 各国
重要度 やや高い
関連通貨 国内総生産(GDP)発表国
発表日 四半期(1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)
調査期間 3ヶ月単位
用語のカテゴリ 経済指標




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