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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > FX用語辞典 > 生産者物価指数(PPI)とは?
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生産者物価指数(PPI)の意味、特徴などを分かりやすく説明しているページです。
生産者物価指数(PPI)は、FXをはじめ株式投資など、さまざまな取引を行う際の参考になる経済指標の一つです。
- 生産者物価指数(PPI)とは?
生産者物価指数(PPI)とは、生産者が出荷した完成品や原材料などの価格変動を示す経済指標です。
生産者物価指数は、業種別や商品別、製造段階別などで分類されてり、特に注目されているのは、季節など時期的な影響を受けて価格が変動しやすい食品やエネルギー品目を除いた"生産者物価指数(コア指数)”です。
- ◎ 生産者物価指数
- 生産者が出荷した時点での価格変動を示した数値
◎ 生産者物価指数(コア指数)
- 季節によって価格変動が起きやすい品目(食品、エネルギー)を除いたもの
ちなみに、日本では、生産者物価指数ではなく、卸売物価指数(WPI)を発表しています。
2つの違いは、生産者物価指数が輸送コストや中間マージンを含まないのに対し、卸売物価指数は商品が届くまでにかかった費用も含めて算出されます。
- 生産者物価指数(PPI)が与えるFXへの影響は?
FXを行う際に、生産者物価指数が与える影響としては、生産者物価指数が上昇すると、消費者が購入する物価も上がりインフレに傾くため、通貨が買われやすくなります。
インフレが起こると、物価が上昇し、貨幣価値が下がってしまうため、バランスを整えるために金利を上げて貨幣価値を上げる対策を行います。
そうすると、金利が高い通貨を買いたい人が増えるため、通貨買いを招きやすくなります。
生産者物価指数が上昇 ⇒ 通貨が買われやすくなる
生産者物価指数が下落 ⇒ 通貨が売られやすくなる
生産者物価指数(PPI)の主な特徴 |
正式名称 |
生産者物価指数(PPI)
※FX会社や証券会社によっては、卸売物価指数と呼ぶことがあります。 |
発表国 |
各国(日本以外) |
重要度 |
− |
関連通貨 |
発表国と関わりのある通貨全般 |
発表日 |
毎月 |
調査期間 |
1ヶ月単位 |
用語のカテゴリ |
経済指標 |
参考 : 卸売物価指数(PPI)とは?
: 消費者物価指数(CPI)とは?
: 消費者物価指数(HICP)とは?
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