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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(23日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年3月23日】
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2011年3月23日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、米国株高を背景に円売りでスタート。81.30円付近まで上昇すると、利益確定の売りや本邦輸出企業による米ドル売りが入ったことで、押し戻しに遭い下落。
81円台割れになると、為替介入への警戒や福島原発の復旧作業が進んだことでアジア株が堅調に推移し、GLOBEX(シカゴの電子商品先物取引市場)のNYダウ先物も持ち直したことから、リスク回避ムードが後退し、円売り優勢に。
欧州市場に入ると、中東・北アフリカ情勢の悪化から欧州株が下がり、リスク回避の円買いへと一転。NY市場では、80.90円付近へと軟化しましたが、為替介入への警戒が高まったことで下値が限定的となり、最後は80.90円で取引を終えました。
ユーロ円は、アジア株の上昇に伴い、リスク選好の買いが優勢となったことから、東京市場では対米ドルを中心に上昇しましたが、その後の米ドル円下落につられてユーロ円も下落。
欧州市場に入ると、GLOBEXのNYダウ先物が持ち直したことで一旦は上昇しましたが、リビアに対する空爆や日本の原発問題を懸念して欧州株が4営業日ぶりに下落すると、ユーロ円も連れて下落。最後は114.87円まで値を下げて取引を終了しました。
本日の米ドル円は、昨日、日銀が、「今回の為替介入規模は約5300億円」と発表しましたが、昨年9月に実施されたときの介入規模(2兆円超)に比べると小規模だったことから、為替介入への警戒心が後退するとみられており、協調介入実施後の安値ライン80.90円付近を割れる可能性があります。
また、ユーロ円については、対米ドルを中心に高値圏に入ったことで、利益確定や本邦企業の3月期末の関係で売りが入る可能性があり、目先では利食いの売りが優勢となりそうです。
【2011年3月23日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移・・・時間が過ぎていくこと
■ 底堅い・・・為替相場が下がりそうで下がらない状況のこと
■ もみ合い・・・為替レートが上下し、方向性が定まらないこと
■ 上値が重い・・・上昇傾向なのに、なかなか思い切って上昇しない状況のこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うこと
■ リスク回避・・・景気が悪化しそうだから、安全資産に移し替えること
■ 方向性に乏しい・・・上昇するのか下落するのか判断しづらい状況のこと
■ 狭いレンジ・・・狭い値幅の間で、為替レートが上げ下げすること
■ 利益確定・・・今手放せば、ある程度利益が得られるから、売却して利益を確定させること
参考 : 経済指標カレンダー【2011年3月】発表予定スケジュール一覧
: 【総額31万7,450円】簡単!現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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