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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 2月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(17日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年2月17日】
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２０１１年２月１７日(木)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、本邦輸出企業によるドル売りやオプション取引派からの売りによって上値を抑えられましたが、GLOBEX(シカゴの電子先物取引市場)のNYダウ先物が堅調に推移したことでリスク選好の流れとなり、東京市場では、８３円台後半の高値を維持しました。
欧州時間になると、本邦輸出企業による米ドル売りと米景気回復への期待感とが入り混じり一進一退となりましたが、NY市場に入ると、米長期金利が上昇幅を拡大したことで再び米ドル買いが進み、８３．９６円付近へと続伸。
引けにかけては、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、今年の米国内総生産(GDP)見通しを上方修正したことで、８４円突破を試みる場面もありましたが、「労働市場の改善ペースには不満」と現在の米経済に慎重な姿勢を示したことから一歩届かず、最後は、８３．６７円まで押し戻されて取引を終えました。
ユーロ円は、欧州株が堅調に推移したことや、英国の利上げ期待の後退から対ポンドでユーロが急騰したため、ユーロ円も連れて一時１１３．５５円付近まで上昇しました。
その後は、米鉱工業生産指数が下振れしたことや米長期金利低下を受けて米ドル売りが強まり、対米ドルでユーロが急反発したことから、ユーロ円も連れて上昇し、最後は１１３．５１円の高値で取引を終えました。
本日の米ドル円は、米長期金利の上昇が一服し、米ドル円の利益確定の売りが入る可能性があるため、目先は上値の重い展開となりそうです。
ユーロ円は、第4四半期GDP速報値や独ZEW景況感調査が予想を下回ったこと、ECB(欧州中央銀行)の次期総裁人事を巡る不透明感からユーロを買いづらい状況となっており、当面は気迷いの流れとなりそうです。
なお、米ドル円やユーロ円などの主要通貨ペアにおいては、米長期国債の金利やNYダウ株価などの影響も受けやすくなります。
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| 【２０１１年２月１７日(木) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替レートが徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 急騰(きゅうとう)・・・相場が急激に上がること
■ 急落(きゅうらく)・・・相場が急激に下がること
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年２月】発表予定スケジュール一覧
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