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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 2月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(18日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年2月18日】
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２０１１年２月１８日(金)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、米景気回復への期待から堅調に推移していましたが、本邦輸出企業やオプション絡みの米ドル売りに上値を抑えられ、東京市場から欧州市場にかけては８３．５０円付近まで軟化しました。
NY時間に入ると、米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米長期金利とともに米ドル円も上昇しました。ところが、米新規失業保険申請件数が市場予想よりも悪化したことで次第に米ドル売り優勢の流れに。また、米長期金利が低下幅を拡大したこともあり、最後は８３．３０円まで値を下げて終了しました。
ユーロ円は、米格付け会社ムーディーズがドイツ銀行や独コメルツ銀行の格下げの可能性を発表したことから、ユーロ売りが優勢となり、一時１１３．１０円付近まで下落しました。
NY時間に入ると、米雇用関連指標の悪化や米長期金利の低下によって対米ドルで米ドル売り(＝ユーロ買い)が進み、ユーロ円も連れて値を戻す展開となり、最後は１１３．３４円で終了しました。
本日の米ドル円は、今夜から開催されるパリでＧ２０(２０カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)に注目が集まっていますが、米国は明日から３連休に入ることもあり、米景気期待から上昇した米ドルの利益確定の売りが入る可能性があります。
また、８４円台突破を目前に、本邦輸出企業の米ドル売りによってけん制される可能性もあるため、一方的な上昇とはいかなさそうです。
ユーロ円は、ECB(欧州中央銀行)の利上げ観測後退や中東情勢の悪化懸念などから、ユーロ買いには進みづらい展開が予想されます。
ただ、本邦では予算関連法案の成立に向けて民主党と社民党の調整が難航していることや、小沢一郎元民主党代表を取り巻く話題も連日報道されているため、日本円も積極的に買いにくい状況となっています。
ユーロ円の場合は、ユーロ圏諸国の財政懸念は後退しつつあるものの、中東情勢や米長期金利など、他国の政情などに影響されやすいため、ユーロ以外の情報にも気を配っておきたいところです。
また、米国株や中国株が取引できる証券会社(マネックス証券や楽天証券など)に無料口座を持っておくと、米国株など海外の主要国に関する情報も収集しやすいので、情報収集用に口座を開設しておくと便利です。
| 【２０１１年２月１８日(金) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替レートが徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 急騰(きゅうとう)・・・相場が急激に上がること
■ 急落(きゅうらく)・・・相場が急激に下がること
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年２月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額31万7,450円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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