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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 2月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(21日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年2月21日】
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2011年2月21日(月)の経済指標発表スケジュールです。
先週末の米ドル円は、G20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)を控えて軟調な動きとなり、欧州時間に中国人民銀行が預金準備率の引き下げを発表したものの市場の反応は限定的となりました。
NY時間に入った後も、米国が3連休を控えていることや週末ということもあり、積極的な動きは見られず、バーナンキFRB議長による為替相場に関する演説をするも大きな反応はありませんでした。
ただ、引けにかけては、エジプト国営テレビが「エジプト当局がイラン戦艦のスエズ運河航行を許可へ」と報道したことで、リスク回避策から安全資産の米国債に買いが入り、米長期金利が低下すると、続いて米ドル円も値を下げて、最後は83.09円で終了しました。
ユーロ円は、一部の通信社がIMF(国際通貨基金)の分析を「ドル安を歓迎」と報じたことで米ドルを買う流れになり、ユーロ円は下落。また、英小売売上高指数の好結果や英早期利上げ期待から、対ポンドでユーロ売りが入ったこともあり、一時112.95円付近まで下落しました。
その後、NY市場序盤に、ビーニ・スマギECB(欧州中央銀行)専務理事が「物価圧力が高まれば、ECBは利上げの用意がある」と発言したことで、利上げ期待から上昇に転じました。
また、米長期金利が低下し、対米ドルで米ドル売りが優勢になったことからも、ユーロ上昇を後押しする材料になり、最後は113.75円と年初来高値に近い高値圏で終了しました。
今週の米ドル円は、G20が終了したことで、再び市場の関心が米長期金利の動向や中東情勢へと向かいやすくなります。
また、月末が近付いていることで、経済指標の発表予定スケジュールも、22日にケース・シラー米住宅価格指数、24日には米新築住宅販売件数と、為替相場に影響を与えやすい経済指標発表が予定されていますので、NY時間には要注目です。
ユーロ円については、中東情勢への警戒心から、比較的安定的な米国債が買われやすくなっていますので、米長期金利が低下すれば、対米ドルでユーロ買いが優勢となる可能性があります。
また、ビーニ・スマギECB専務理事によるタカ派な発言を受けて、ECBの早期利上げ観測への期待感もありますので、ユーロ円の持ち直しも視野に入ってくるのではないかと予想されます。
なお、海外投資商品の取り扱い数が多い日興コーディアル証券では、三井住友グループに続していることもあり、銀行系の金融レポートや投資情報を見ることができます。
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【2011年2月21日(月) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替レートが徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 急騰(きゅうとう)・・・相場が急激に上がること
■ 急落(きゅうらく)・・・相場が急激に下がること
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年2月】発表予定スケジュール一覧
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