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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 4月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(12日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年4月12日】
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2011年4月12日(火)の経済指標発表スケジュールです。
このページでは、本日発表される予定の主要経済指標を紹介しています。また、前営業日のFXでの米ドル/円、ユーロ/円相場のまとめも掲載していますので、経済指標発表スケジュールとともに、FX取引の参考にして頂ければ幸いです。
前回の米ドル/円為替相場の動き
昨日の米ドル円は、約2週間で急上昇した米ドル円の利食いが先行したことや、再び発生した福島県を震源とする地震からリスク回避の円買いが進んだため、東京市場から欧州市場にかけて、一時84.55円付近まで下落しました。
その後、地震による影響が限定的であったことや欧州株が持ち直したことで、リスク回避ムードが後退し、円売りへと一転しました。
NY市場に入ると、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が、「インフレは脅威ではないが、失業率は依然として高すぎる。」とし、量的緩和策第2弾(QE2)を維持する考えを発言したことから、早期利上げへの期待が後退し、下落。
その後は、原油価格が下げたことやNYダウが小幅に反発したことなどから持ち直し、最後は84.57円で取引を終えました。
米ドル円は、イエレンFRB副議長のタカ派な発言から、量的緩和策第2弾(QE2)の終了と早期利上げ観測が後退したことや、短期間で上昇した米ドル円の利益確定の動きから、目先では下振れする可能性があります。
前回のユーロ円為替相場の動き
昨日のユーロ円は、福島県で発生した震度6弱の地震によって、リスク回避ムードが高まり、欧州市場序盤は下落しました。
NY市場では、先週末の米議会で、2011会計年度(2010年10月〜2011年9月)予算の協議が合意に達したことが好感され、対米ドルでユーロ売りが優勢となったことから、ユーロ円も連れて下落。
また、ECB(欧州中央銀行)利上げを背景にユーロは短期間で上昇したため、利益確定の売りが加わり、最後は122.00円まで値を下げて取引を終了しました。
本日は、ドイツやフランスなど、ユーロを支える欧州主要国の経済指標発表がいくつか予定されていますので、欧州市場時間から動きがみられそうです。
昨日は、短期間で上昇したユーロの利益確定やポジションの調整により、軟調に推移しましたが、対米ドルでも、ECB利上げを背景とした短期間でのユーロ上昇に対して、米ドルが売られすぎとの見方も高まっており、短期的には、対米ドルを中心に売り優勢となる可能性があります。
【2011年4月12日(火) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年4月】発表予定スケジュール一覧
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