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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > FX用語辞典 > 政策金利とは?
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政策金利の意味、特徴などを分かりやすく説明しているページです。
政策金利は、FXをはじめ株式投資など、さまざまな取引を行う際の参考になる経済指標の一つです。
- 政策金利とは?
政策金利とは、中央銀行(その国の金融機関の中ででもっとも意思決定権を持つ、トップ銀行)が都市銀行や中堅銀行などにお金を貸し付ける際の貸付金利のことです。
中央銀行は、金利を上げ下げして、国内にある銀行を通じてお金の流れ方を調整することで、自国の経済促進や景気を調整するという大きな役割を持っています。
一般的に、景気が悪くなると、賃金が下がり消費が減りますから、消費や事業投資を活発にさせるために、政策金利を低くしてお金を借りやすくします。
景気が良くなると、賃金が増えて消費も活発になりますが、今度は購入したくても物が品薄になり、物価が高くなるというインフレーション(インフレ)を招いてしまいます。
そのため、お金と物の価値バランスを整えるために、今度は金利を高くしてお金を借りにくくし、お金が流れすぎないように調節します。
景気が悪い
⇒ 金利を下げる 景気が良い ⇒ 金利を上げる
政策金利が与えるFXへの影響は?
FXへの影響としては、政策金利が上がるとスワップ金利も一緒に上がりますので、高金利な通貨欲しさに買いが殺到します。
つまり、通貨買い(円で例えると、円高)になりやすくなります。
反対に、政策金利が下がりスワップ金利も下がると、景気悪化を懸念して通貨売り(円で例えると、円安)が起こりやすくなります。
政策金利は、お金の流れを調整するための重要な数値ですので、FXにもとても影響しやすい経済指標です。
【 2006年−2016年 ユーロ圏の政策金利 推移】 |
単位:%
政策金利の主な特徴 |
正式名称 |
政策金利 |
発表国 |
各国 |
重要度 |
高い |
関連通貨 |
政策金利発表国と関わりのある通貨全般 |
発表日 |
毎月 |
調査期間 |
1ヶ月単位 |
用語のカテゴリ |
経済指標(インフレ指標) |
参考 : BOE政策金利とは?
: ユーロの特徴から為替の売り時・買い時をみる
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