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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > FX用語辞典 > BOE政策金利とは?
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BOE政策金利の意味、特徴などを分かりやすく説明しているページです。
BOE政策金利は、FXをはじめ株式投資など、さまざまな取引を行う際の参考になる経済指標の一つです。
- BOE政策金利とは?
BOE政策金利は、英ポンドの変動に強く影響する経済指標で、毎月1回イングランド銀行(BOE=Bank of England:イギリス中央銀行)から発表されます。
政策金利は、BOEが発表する金融政策の一つで、BOE内に設立されたMPC(Monetary Policy Committee:イングランド銀行金融政策委員会)の9人のメンバーの多数決によって決定されます。
BOE政策金利に関連するニュースなどを見ていると、MPCという言葉が頻繁に出てきますので、その時は、金融政策を決める委員会のことを指している、と覚えておくと良いでしょう。
BOE政策金利が与えるFXへの影響は?
FXへの影響としては、BOE政策金利が上がるとスワップ金利も一緒に上がりますので、高金利な通貨欲しさに英ポンド買いが殺到します。
つまり、英ポンド高になりやすくなります。
反対に、BOE政策金利が下がったことでスワップ金利も下がると、景気悪化を懸念して英ポンド売り(英ポンド安)が起こります。
なお、英ポンドに売りが殺到すると、回避通貨として、超低金利の日本円やスイスフランといった安定通貨に買いが集りやすくなります。
また、イギリスとの貿易が盛んな国の通貨や、米国、ユーロなど、主要通貨へも影響を与えやすいため、英ポンド以外の通貨ペアで取引している場合にも、注目度が高い経済指標です。
BOE政策金利は、お金の流れを調整するための数値ですので、FXにも直接影響を及ぼすことになる重要な指標の一つです。
【 2006年−2016年 英国BOE政策金利 推移】 |
単位:%
BOE政策金利の主な特徴 |
正式名称 |
BOE政策金利 |
発表国 |
英国/イギリス |
重要度 |
高い |
関連通貨 |
英ポンド |
発表日 |
毎月 |
調査期間 |
1ヶ月単位 |
用語のカテゴリ |
経済指標(インフレ指標) |
参考 : 政策金利とは?
: 英ポンドの特徴 為替差損とスワップに強い通貨
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