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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(16日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年3月16日】
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２０１１年３月１６日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、東京市場で管首相が「福島第一原発から、放射性物質がさらに漏えいする危険性が高まっている」と発言したことを受けて、GLOBEX(シカゴの電子先物取引市場)のNYダウ先物が急落。米ドル円も連れて８１．２５円付近まで下落しました。
日経平均の下げ幅が縮小した欧州市場では、方向性に乏しい展開となりましたが、NY市場に入ると、反政府デモに伴うバーレーンの非常事態宣言からリスク回避の円買いが進み、８０．７５円付近まで下落。
また、日本の放射能漏れを懸念したリスク回避の流れから続落しましたが、年初来安値の水準となる８０．６０円付近まで下げると、日銀の為替介入を警戒して８１円台まで反発。その後は再び下落し、最後は８０．７０円で終了しました。
なお、日本時間の深夜には、FOMC(米連邦公開市場委員会)が行われましたが、米政策金利は予想通り据え置きとなったことから反応は限定的でした。
昨日のユーロ円は、日本の震災による影響が予想以上に深刻との見方から、リスク回避ムードが続き、アジア・欧州市場ともに下落。
また、独ZEW景況感調査が市場予想より下振れしたことも後押し、一時は１１２．００円付近まで急落しましたが、NY市場では、NYダウが下げ幅を縮小したことから持ち直し、最後は１１２．９７円で取引を終えました。
本日の米ドル円は、昨日の日経平均が終盤にかけて下げ幅を縮小したものの、依然として震災を背景とした株安連鎖が続く可能性が高く、リスク回避ムードとなっているため、下値を試す展開となりそうです。
また、ユーロ円についても、地震災害による日本経済の打撃を懸念して円を買いづらくなっている上に、米国の経済回復も出口戦略がなく、期待薄となっていることから、４月のECB(欧州中央銀行)利上げに期待が高まっており、底堅く推移しそうです。
| 【２０１１年３月１６日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年３月】発表予定スケジュール一覧
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