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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(17日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年3月17日】
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２０１１年３月１７日(木)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、日本の震災を受けて下落した相場から買い戻す動きとなり、日経平均の大幅上昇とともに米ドル円も上昇しましたが、原発問題への懸念から再び下落。
NY市場では、米住宅着工件数が市場予想をはるかに下回る結果となり、その他の住宅指標についても前回値・予想とも下回ったことからドル売りが強まり、一時８０．４５円付近まで値を下げました。
また、NYダウが下げ幅を拡大したことで米長期金利が低下。米政府が在日米国人に対して、「原発から５０マイル離れるように勧告した」と発表したことも原発事故への警戒感を高める材料になり、米ドル円は一時７６円台と戦後史上最安値を記録。
引けにかけては、日本政府・日銀による為替介入を警戒した動きとなり上昇しましたが、最後は７９．７８円と８０円台を切ったまま取引が終わりました。
昨日のユーロ円は、米格付け会社ムーディーズがポルトガルの長期国債格付けを「Ａ１」から「Ａ３」に引き下げたことで、東京市場から欧州市場にかけてはユーロ売りが優勢の動きとなりました。
NY市場に入ると、NYダウの大幅下落を受けて、リスク回避の米ドル売り(＝円買い)が優勢になると、ユーロ円も連れて続落し一時１１２．３５円まで下落。また、米ドル円が市場最安値を更新したことで危機感が増し、最後は１１０．８３円まで値を下げて取引を終えました。
本日の米ドル円は、史上最安値を記録した円高からの買い戻しや、日銀による為替介入への警戒心から、値を戻す可能性があります。一方で、海外投資家による日本資産の売却が進む可能性もあるため、終日報道される震災状況に反応しやすい展開となりそうです。
また、ユーロ円においても、前日に急落したことで一旦は買い戻しが入るものの、ポルトガル格下げを背景とした欧州への不安感が再燃する可能性があるため、上値の思い展開となりそうです。
| 【２０１１年３月１７日(木) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年３月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額31万7,450円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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