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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(11日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年3月11日】
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2011年3月11日(金)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、東京市場は、リビア情勢による原油先物高騰からリスク回避の流れとなり、日経平均が下げ幅を拡大すると米ドル円も下落。欧州市場に入ると、今度はスペイン格下げ発表から、ユーロ円が下落し米ドル円も連れて下落しました。
その後、ECB(欧州中央銀行)によるポルトガル国債購入の噂が流れると、米ドルを買い戻す動きとなり、NY市場に入るころには小幅に上昇。米新規失業保険申請件数が予想を下回り、下落する場面もありましたが、売り一巡後は米ドルを買い戻す流れとなり、最後は、82.92円で取引を終えました。
昨日のユーロ円は、ECBの利上げ期待を背景に、東京市場では115.25円付近まで上昇しましたが、欧州市場に入ると、米格付け会社ムーディーズがスペイン格付けを「Aa1」から「Aa2」へと下げたことでリスク回避ムードとなり、対米ドルを中心に下落。
NY市場では、サウジアラビアで、「景観が反政府派のデモ隊に発砲した」との報道が流れ、NYダウが大幅下落となると、中東情勢の悪化を懸念したリスク回避姿勢がさらに高まり、最後は114.20円まで下落して取引を終えました。
本日は、米ドル円、ユーロ円ともに中東・リビア情勢を警戒した動きとなりそうです。石油先物の高騰から株安連鎖を引き起こし、リスク回避ムードが一層高まっています。
ユーロ円は、ECBの利上げ期待が高まっているものの、リビア情勢の影響が強く、また、ギリシャに次いで、欧州高債務国のうちの一つ(スペイン)が格下げとなったことも上値を抑える材料になっています。
【2011年3月11日(金) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年3月】発表予定スケジュール一覧
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