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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 1月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(20日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年1月20日】
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2011年1月20日(木)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、本邦輸出企業の米ドル売りを背景に、軟調な動きで始まりました。欧州時間に入ると、値ごろ感から買いが進み、82.30円付近まで反発しましたが、米中首脳会談を控えて、人民元上昇への警戒心が高まり、再び円買い優勢となりました。
NY時間に入ると、米金融大手ゴールドマン・サックスが第4四半期の決算発表が行行われましたが、結果は前年同期比でマイナス52%と大幅に減益。その影響で、米ドル円も一時82円台へと下落しました。
その後、米住宅関連の米経済指標が発表され、米建築許可件数が市場予想よりも大幅に増えたものの、その影響は小さく、下落したまま小幅な値動きを続け、最後は81.98円で取引を終えました。
ユーロ円は、前日にクドリン・ロシア財務相が「欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債の購入に、ロシアが関心をもつ可能性がある」と発言したことで、欧州ソブリン・リスクが後退し、ユーロ買いが優勢となりました。
また、昨日はポルトガルの短期国債入札が行われましたが、その結果も好調だったことから、さらに安堵感が増し、一時111.05円まで上昇しました。
その後、NY時間に入ると、米ゴールドマン・サックスの決算が大幅減益となったことで、金融株を中心に下落したため、ユーロ円にも波及し、最後は110.46円まで値を下げて終了しました。
本日の米ドル円は、明日の1月21日まで胡錦濤中国国家主席が訪米するため、人民元切上げに対する警戒心から、円買いが優勢になる可能性があります。
ユーロ円は、米大手企業の決算発表が立て続けにマイナスとなったことや、欧州の高債務国の信用不安が後退しつつあることから、対米ドルを中心に堅調な動きとなりそうです。
【2011年1月20日(木) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年1月】発表予定スケジュール一覧
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