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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 1月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(21日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年1月21日】
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2011年1月21日(金)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、アジア株が中国の金融引き締めを警戒して大幅安となったことで、リスク回避ムードとなり、東京市場では軟調な動きとなりましたが、欧州時間に入ると、本邦期間投資家による買い観測があり、82.25円付近まで値を戻しました。
NY時間では、米モルガン・スタンレーの決算が増益となったことや、米経済指標結果も改善されたこともあり、上昇。最後も、82.98円と高値を維持したまま終了しました。
一方、ユーロ円は、米格付け会社ムーディーズがポルトガルの格付け引き下げに言及したことで、再び欧州不安が蒸し返され、ユーロ売りが優勢となりました。
売り一巡後は、アジア・中東ソブリン系の買い観測からユーロを買い戻す動きがあり、NY時間には、回復した米経済指標結果もリスク選好の材料となり、最後は111.80円まで上昇して終了となりました。
本日の米ドル円は、米中首脳会談や人民元の金融引き締め警戒を通過し、米経済指標も回復傾向となったことから、一先ず、米米ドル売りが一服しそうです。
ただ、上値を伸ばすほどの材料は揃っていないため、上値の重い展開となりそうです。
ユーロ円は、米経済回復への期待感や、欧州高債務国とドイツとの国債利回り格差が縮小しつつあることから、ユーロ買いが優勢の流れとなりそうです。
ただ、ユーロの場合は、欧州に関連する要人発言ひとつにも、大きな反応を示すほど、信用不安は根強いため、引き続き、欧州関連の報道には注意が必要です。
【2011年1月21日(金) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年1月】発表予定スケジュール一覧
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