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FX経済指標スケジュール 【2010年11月3日】


2010年11月3日(水)の経済指標です。


昨日の米ドル円は、豪準備銀行理事会(オーストラリアの中央銀行)が利上げを発表したことから、豪ドル円が上昇し、次いで、欧州株やGLOBEX(シカゴの電子先物取引市場)のNYダウ先物も上げ幅を拡大したことから、クロス円全般で上昇が見られました。

NY時間に入ると、米中間選挙やFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて様子見ムードとなり、積極的な売買が控えられたことから、小幅な値動きとなり、最後は80.63円で取引を終えました。



ユーロ円は、豪政策金利の利上げを背景に上昇。欧州株価も堅調に推移したことから、112.45円付近まで値を上げました。また、独10月製造業購買担当者指数(PMI)指数が予想を上回ったことで、さらに上昇。

買いが一服すると、FOMCを控えて様子見ムードとなり、最後は113.12円と高値をキープしたまま取引を終えました。




本日の米ドル円は、今夜3:15からFOMCで政策発表も予定されていることから、この時間帯からの値動きに要注目です。

市場では、大規模な追加金融緩和との噂や、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)が、「予想よりも小規模で数千億ドル程度の買い入れを計画している」と報道したことなどから、予想が立てにくくなっており、米ドルへの警戒心が高まっています。



ユーロ円も、FOMCの追加金融緩和の規模に左右されそうです。大規模な資産買い入れとなれば、再びユーロ買いが進む可能性もありますが、小規模となれば、米ドル買い戻しとなる可能性もありますので、米ドル/ユーロの動きにも注視したいところです。




【2010年11月3日(水) FX経済指標スケジュール】


 重要度:高、 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。



< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >

■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと

■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま




参考 : 経済指標カレンダー 【2010年11月】発表予定スケジュール一覧
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