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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > オーストラリアドル 高金利な為替通貨「豪ドル(AUD)」の特徴
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オーストラリアドル 高金利な為替通貨「豪ドル」の特徴
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オーストラリアドル(通称:豪ドル)の解説ページです。「豪ドルは、なぜ高金利なのか?」や豪ドルの特徴、欠点、豪ドルで利益を上げるためにおすすめの情報源などを分かりやすく紹介しています。
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オーストラリアドル(豪ドル) |
オーストラリアドル(以下、豪ドル)は、1日のスワップ金利が100円以上(1万通貨あたり)と、圧倒的に高金利ですので、FXではスワップ狙いのトレーダーに人気の通貨です。
また、豪ドルは他の主要国通貨に比べると値動きが大きいため、ハイリターン狙いの為替差益トレーダーにも人気があります。
オーストラリアは日本の20倍以上の国面積があり、金や石炭、鉄鉱石などの資源も豊富なことから、金の価格や原油価格など、取引の参考となる情報も得やすいのも特徴的です。
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オーストラリアドル(豪ドル)に関する基本データ
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国・地域名 |
オーストラリア連邦 |
首都 |
キャンベラ |
公式通貨 |
オーストラリアドル (通称:豪ドル/読み方:ゴウドル) |
通貨コード |
AUD |
人気通貨ペア |
豪ドル/米ドル |
人口 |
2,033万人 (人口の約4分の1が移民) |
国面積 |
769万2,024平方km (日本の約20.3倍) |
中央銀行 |
オーストラリア準備銀行 (RBA) |
取引市場 |
シドニー市場 |
格付評価(S&B社) |
AAA (格付けでは最上位の評価ランク)
※日本の格付けは、AA-(マイナス)で中国と同じです。 |
格付評価
(ムーディーズ) |
AAA (格付けでは最上位の評価ランク) |
格付け見通し
(ムーディーズ) |
安定的 |
※S&B社(スタンダード&プアーズ)、および、ムーディーズは、アメリカの大手格付け会社です。
- オーストラリアドル(豪ドル)の特徴
オーストラリアドル(通称:豪ドル)は、オーストラリア連邦の公式通貨で、FXでは米ドルやユーロ、円、英ポンドに次いで、取引量の多い通貨です。
豪ドルの一番の魅力は、なんと言っても“スワップ金利の高さ”です。
※各国の政策金利は、年末時点の数値を掲載しています。
※ 各国の政策金利は、年末時点の数値を掲載しています。
※ 2011年の欄は、7月時点の数値を掲載しています。
上にまとめた各主要国ごとの政策金利の推移を見ても明らかですが、2011年7月現在の豪ドルの政策金利は、世界の基軸通貨と言われる米ドルの19倍と、かなりの高金利です(;^^A。
豪ドルが高金利な理由とは?
それでは、なぜ豪ドルが今日のように、先進国をも凌ぐ高金利になったのか、という疑問が出てきますが、簡単に説明すると、原因はオーストラリアの財産でもある豊富な資源にあります。
オーストラリアは世界でも有数の資源国ですが、それゆえに、オーストラリア経済は、物の値段(物価)に左右されやすくなります。
例えば、中国やインドといった新興国の成長にともなって、原油や石炭、鉄鉱石(鉄の素)などの需要もドンドン拡大していますので、これらの価格を筆頭に、物価が年々上がり続けています。
そうすると、物価の上昇に連れて、お金をたくさん払わなければ物が買えない状況(インフレーション)に陥ってしまいますので、今度は資金が不足してしまいます。
そこで、資金不足を補うべく、海外からお金を集めるために、金利を上げて豪ドルをジャンジャン買ってもらおう!という政策に打って出たのが始まりでした。
このように、もともとは資金不足を解決するためにとられた政策だったのですが、近年では、高金利が魅力で、FXに限らず、外貨預金などで海外からドンドンお金が集まってきており、その資金をもとに、順調に経済成長を遂げています。
オーストラリアドル(豪ドル)のリスク
最近のオーストラリアは、失業率も1997年の7.9%から4.5%へ低下、輸出量も約1.26倍上昇しているなど、経済状況は好調です。
ですので、他の主要国に比べると、良い所の方がたくさん思いつくのですが(笑)、あえて挙げるならば、オーストラリアは資源国ですので、原油・鉱物・農作物の価格に左右されやすいところが弱点です。
いったん、商品価格が下落し始めると、大口取引を行っている機関投資家などがいっせいに売却し始めますので、もともと米ドルやユーロに比べて取引量が少ない豪ドルは、下がるスピードも一気に加速します。
また、反対に、商品価格が高騰すれば、為替レートも一気に上がることになりますので、FXで取引できる通貨の中では、値動きが激しい通貨、と覚えておきましょう。
オーストラリアドル(豪ドル)の強み
オーストラリアドルの強みは、やはり、世界でも有数の資源大国である、という点でしょう。
オーストラリアには、代表的なオージービーフなどの家畜以外にも、穀物、原油、石炭などの資源が豊富です。また、世界でも南アフリカに次いで、金の採掘量が多い国です。
ですので、最近の原油高の例もあるように、資源の価格が高騰すれば、それにともなって、豪ドルの為替レートも上がりますので、先が読みやすい通貨といえるでしょう。
オーストラリアドル(豪ドル)での利益の出し方
豪ドルでの利益の出し方は、高金利なスワップ金利で稼ぐ方法と、値動きが大きいことを活かして、為替差益(安く買って高値で売る)という稼ぐ方法があります。
スワップ金利を得るためには、最低でも1営業日は保有し続けなければなりませんが、長く保有すればするほど、受け取れる金利も増えます。
なお、スワップ金利は、各FX会社で異なっており、中には、金利アップキャンペーンを行っているところもあります。
また、スワップ金利は、通常、保有している通貨を手放さなければ受け取れないのですが、中には、GMOクリック証券FXや上田ハーローFX、セントラル短資FXのように、豪ドルを手放さなくても、スワップ金利だけ現金化して引き出せるところがあります。
できれば、お金は自由に使えたほうが良いに越したことはありませんので、そういったFX会社がお勧めです。
続いて、為替差益で稼ぐ場合は、スプレッドが狭く、原則固定のFX会社が向いています。
豪ドルは、取引量が少ないことから、市場の影響でスプレッド(買うときと売るときの値段の差)が開きやすいため、スプレッドが2〜4pips程度の狭いFX会社が理想です。
また、平常時ならば、市場の影響で変動したりしない原則固定のFX会社(GMOクリック証券FX、DMMFXなど)の方が、利益を生み出しやすいのでお勧めです。
そして、最後に、豪ドルで稼ぐための情報源として、マネックス証券FXなど商品先物取引ができる証券会社に口座を持っておくと、資源関連の海外投資情報が手に入りますので、最低でも1社は口座を持っておきましょう。
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参考 : 目先の数字に騙されない!スワップ金利の稼ぎ方
: 米ドルで利益を上げるには?アメリカドルの特徴とリスク
: ユーロの特徴から為替の売り時・買い時をみる
: 英ポンドの特徴 為替差損とスワップに強い通貨
: ニュージーランドドルの金利が高い理由とは?NZドルの特徴
: スイスフラン 低金利通貨の使い方
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