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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > FX スイスフランで為替差損を狙う!低金利通貨の使い方
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FX スイスフランで為替差損を狙う!低金利通貨の使い方
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スイスフランは、ユーロや米ドルと並ぶメジャー通貨の一つですが、為替市場では日本円と同じく、スワップ金利が低いという特徴を持っています。
スイスフラン(CHF)の基本データ
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国・地域名 |
スイス連邦 |
首都 |
ベルン |
公式通貨 |
スイスフラン |
通貨コード |
CHF |
人口 |
745万9千人 |
国面積 |
41,284平方km (九州よりやや大きい) |
中央銀行 |
スイス国立銀行 (SNB) |
格付評価(S&B社) |
AAA |
※S&B社(スタンダード&プアーズ)は、アメリカの格付け機関です。
- スイスフラン(CHF)の特徴
スイスフランは、スイスとスイスの東に位置するリヒテンシュタインの公式通貨で、ヨーロッパの金融市場では、ユーロ、英ポンドに次いで取引量の多い通貨です。
また、ユーロや米ドル、日本円などと同じく、国際決済通貨(キーカレンシー)の一つでもありますので、自国の通貨がキーカレンシーとして使えない国では、スイスフランを用いて貿易や金融取引を行うこともあります。
ちなみに、金利については通年2%前後となっており、同じヨーロッパ圏のユーロや英ポンドと比べても低く設定されています。
※各国の政策金利は、年末時点の数値を掲載しています。
ちなみに、スイス銀行というと、世界中の富豪が潤沢なお金を預けるイメージがありますが(笑)、その理由には、スイスは預金に関わる守秘義務、管理体制が徹底されているから、ということがあります。
また、金融管理に対する信用は長年に渡って築かれていますので、為替市場でも、取引中の通貨国でレートが下がるような事件や事故が起きたときには、たとえ金利が低くとも、避難通貨としてスイスフランが買われることが多くなります。
スイスフラン(CHF)のリスク
スイスは、2002年から貿易収支の黒字が続いており、流行や資源価格の高騰などによって影響を受けにくい商品(時計や観光、高度な管理体制の整った銀行など)も多いので、国自体はとても安定しています。
ただ、ほとんどの国に共通して言えることですが、貿易相手として一番割合を占めやすいのは、地理的に近い近隣国となりますので、スイスの場合も、スイスの上に位置するドイツ、下にあるイタリア、左側のフランスとの貿易量が多く、おのずとそういった国々の影響も受けやすくなります。
※EU25とは、2006年までにEUに加盟した25カ国のことです。
上の表を見ると分かるとおり、EU25カ国だけでスイスとの貿易の62.1%を占めており、中でもドイツが20.2%、イタリアが9.0%、フランスは8.6%と、特に貿易量が多いことが分かります。
このほか、消費大国アメリカとの貿易も盛んですが、やはりほとんどはユーロ圏の国とのやり取りが多いので、スイスフランもユーロと連動した動きをしやすくなります。
特に、ドイツやフランス、イタリアで有事が起きたときには、貿易の比重が大きいというだけでなく、地理的にも近い位置にあるため、スイスフランに直接関係する情報だけでなく、近隣国の経済指標もチェックしておくことをお薦めします。
スイスフラン(CHF)の強み
スイスは、時計に観光、金融機関など、ほとんど流行や原油、農作物といった資源に左右されない商品を持っていますので、スイスフランも安定した動きをします。
また、スイスフランは、金融機関の管理体制のよさ、永世中立国といった立場から、国際的にも信用が高い通貨ですので、長く持っていられるほど安心な通貨、つまり、長期取引にも向いている通貨というのが最大の強みです。
スイスフラン(CHF)での利益の出し方
スイスフランは、日本と同じく低金利の通貨ですので、スイスフラン買いのスワップ狙いには向いていません。
ですので、スイスフランの場合は、キャリートレード用として使われます。
キャリートレードとは、金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うことで、金利差で利益を上げていく方法ですが、日本円の場合も、このキャリートレード用の通貨として多く取引されています。
僕たち日本人は、はじめから低金利の円で高金利通貨を買うことが多いので、自然と円キャリートレードを行うことが多くなりますが、金利の高い通貨国の人は、日本円やスイスフランで自分の国の通貨を買って利益を上げていきます。
ちなみに、円を使ったキャリートレードは “円キャリートレード” 、スイスフランを使ったキャリートレードは “スイスキャリートレード” と呼ばれています。
スイスフラン(CHF)にお薦めのFX会社
スイスフランは、もともと低金利の対日本円での取引が多い僕たちには、メリットが少ないように感じるかもしれませんが、スイスフランは、非難通貨としても人気ですので、有事が起きたときには、値動きも活発になります。
また、ユーロと連動しやすいということからも、動きを見ながら為替差損を狙うことも十分可能です。
ただ、日本のFX会社では、対スイスフランの通貨ペア数がとても少ないので、まずは、スイスフランで稼ぎやすくするために通貨ペアが多いFX会社を選んでおきましょう。
あとは、スイスフランの活用法として一番多いのが、キャリートレード(金利差で稼ぐ)ですので、なるべくスワップポイントが高いFX会社がお薦めです(*^^*)。
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参考 : 目先の数字に騙されない!スワップ金利の稼ぎ方
: 米ドルで利益を上げるには?アメリカドルの特徴とリスク
: ユーロの特徴から為替の売り時・買い時をみる
: 英ポンドの特徴 為替差損とスワップに強い通貨
: オーストラリアドル 高金利な為替通貨「豪ドル」の特徴
: ニュージーランドドルの金利が高い理由とは?NZドルの特徴
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