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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 5月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(17日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年5月17日】
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2011年5月17日(火)の経済指標発表スケジュールです。
このページでは、本日発表される予定の主な経済指標を紹介しています。
前回の米ドル/円為替相場の動き
昨日の米ドル/円相場は、ギリシャ債務再編に続いて、ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事の逮捕により、ユーロ/円を中心に下落。その後は、米格付け会社ムーディーズが、「日本以外のアジア太平洋地域の企業格付けは安定的」と発表したことで、一時81.05円付近へと反発しました。
欧州市場に入ると、欧州勢によるユーロ買い戻しが入ったことで、対ユーロで米ドル売りが優勢となり、米ドル/円も連れて下落しましたが、軟化していたGLOBEXのNYダウ先物の下げ幅が縮小したことから、持ち直しました。
NY市場に入ると、ニューヨーク地区連銀製造業景気指数をはじめ、米経済指標が発表され、どれも市場予想を下回る結果となりましたが、影響は限定的で、80.70円付近を推移したあと、最後は80.75円で取引を終えました。
本日の米ドル/円相場は、ユーロ圏の信用不安が高まっていることから、ユーロ/米ドルを中心に、欧州関連の情報に敏感な動きをとりそうです。
米ドル、円関連では、双方とも材料に乏しく、積極的な買いに進みづらいことからも、ユーロ圏の情報に注目したいところです。
前回のユーロ円為替相場の動き
昨日のユーロ/円相場は、渦中のストロスカーンIMF専務理事の逮捕を背景に、全面安となり、東京市場では一時113.40円付近へと下値を拡大しました。
欧州市場にかけては、欧州勢による買い戻しが入り、一時114.50円付近まで持ち直したものの、GLOBEXのNYダウ先物や欧州株の下落によって、リスク回避の円買いが進み、113.95円付近へと軟化しました。
NY市場に入ると、GLOBEXのダウ先物やNY原油先物が持ち直したことから、ユーロ/円も一時115.20円付近まで上昇しましたが、引けにかけて、ガソリン先物を筆頭に原油価格が値を崩すと、再びリスク回避ムードとなり、最後は114.49円まで値を下げて終了しました。
本日のユーロ/円相場は、ユーロ圏財務相会合で、ポルトガル支援が合意されたものの、ギリシャ債務やIMFトップの逮捕によって、ユーロ圏への不信感が高まっているため、引き続き、売り優勢となりそうです。
【2011年5月17日(火) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年5月】発表予定スケジュール一覧
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