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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 4月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(29日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年4月29日】
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2011年4月29日(金)の経済指標発表スケジュールです。
このページでは、主にFXに関連した本日発表予定の経済指標を紹介しています。また昨日のFX市場での米ドル/円、ユーロ/円相場のまとめも掲載していますので、経済指標発表スケジュールとともに、FX取引の参考にして頂ければ幸いです。
前回の米ドル/円為替相場の動き
昨日の米ドル円相場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)やバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見が想定内に終わったことを受けて、米ドル売りが優勢となり、東京市場では81.90円付近まで下落しました。
欧州市場に入ると、第1四半期米国内総生産(GDP)速報値の発表を前に、ポジション調整の米ドル買いが入り、一時81.85円付近へと反発しました。
NY市場に入り、第1四半期米GDP速報値が発表されると、予想を下回ったほか、米新規失業保険申請件数も悪化したことから下落。また、米7年債入札が不調に終わったことで米長期金利が上昇すると、一時81.70円付近まで反発しました。
引けにかけては、米長期金利が低下したことから、米ドル円も値を下げ、最後は、81.50円で取引を終えました。
本日の米ドル円は、FRBが低金利を継続する姿勢を崩さなかったことから、期待が後退したことや、米経済指標が市場予想よりも弱い結果となったことから、弱気ムードとなっており、上値の重い展開となりそうです。
前回のユーロ円為替相場の動き
昨日のユーロ円相場は、FOMCの予想通りの結果を背景に、東京市場では対米ドルで米ドルの失望売りが優勢となったことから、ユーロ円も連れて上昇しました。
欧州市場では、利益確定の売りが入ったことや、GLOBEXのNYダウ先物が冴えない動きとなったため、リスク回避の円買いが進み、NY市場にかけて一時120.40円付近へと軟化しました。
NY市場に入ってからも、第1四半期米GDP速報値をはじめとする、米経済指標結果が悪化したことを受けて、リスク回避ムードが強まり、円買いが続伸。引けにかけては、方向性に乏しい展開となり、最後は120.77円で終了しました。
本日のユーロ円は、FRBの低金利継続によって、市場の関心が再びECB(欧州中央銀行)の利上げ期待へと注がれるため、低金利を維持する対米ドル、対円ともにユーロが買われやすくなりそうです。
【2011年4月29日(金) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年4月】発表予定スケジュール一覧
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