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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 4月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(14日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年4月14日】
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2011年4月14日(木)の経済指標発表スケジュールです。
このページでは、主にFXに関連した本日発表予定の経済指標を紹介しています。また、前日のFXでの米ドル/円、ユーロ/円相場のまとめも掲載していますので、経済指標発表スケジュールとともに、FX取引の参考にして頂ければ幸いです。
前回の米ドル/円為替相場の動き
昨日の米ドル円は、東京市場では日経平均の上昇や前日からの売りが一巡したことで、上昇する展開となりました。
欧州市場でも、米JPモルガン・チェースが好決算となったことから、世界的に株価が上昇し、欧州株やGLOBEXのNYダウ先物が上げ幅を拡大するなど株高連鎖が続き、米ドル円も一時84.15円付近まで上昇しました。
NY市場に入ると、注目されていた米小売売上高が市場予想よりは下げたものの前月比でプラスとなったことから、個人消費が回復傾向にあることが好感され、米ドル円はさらに上値を拡大しました。
その後、金融株が下落したことで、一時的に反落しましたが、後にオバマ米大統領が、向こう12年以内で4兆ドルの財政赤字削減を目指す計画を発表したことで米ドル買いが進み、最後は83.69円で取引を終えました。
本日の米ドル円ですが、早期利上げの可能性が低くなり、期待感が後退したことで米ドルを買いづらい状況となっていますが、日本円についても、福島原発問題が深刻化しているため、しばらくはポジションの調整や様子見ムードとなりそうです。
前回のユーロ円為替相場の動き
昨日のユーロ円相場は、東京市場から欧州市場にかけて、アジア株や欧州株が堅調に推移したことから、リスク選好の流れとなり一時122.15円付近まで上昇しました。
NY市場に入ると、独週刊誌ツァイトが「ギリシャが持続可能な経済への軌道に戻るためには、債務再編を行い、40〜50%の債務元本の削減が必要」と報じると、ユーロ売りが優勢になりました。
またオバマ米大統領が4兆ドルの財政赤字削減計画を発表したことで、対米ドルでユーロ売りが優勢となったことも影響し、最後は120.85円まで値を下げて終了しました。
ECB(欧州中央銀行)利上げに伴い、急速に上昇したユーロ円ですが、昨日はオバマ米大統領が赤字削減計画を打ち出したたことが米ドル買いをサポートとしたため、対米ドルを中心に下落しました。
また、継続的なユーロ利上げについて実施される可能性が後退したため、ひとまずユーロ買いは一服し、リスク回避の円買いとなる可能性があります。
【2011年4月14日(木) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年4月】発表予定スケジュール一覧
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