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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(4日)
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２０１１年３月４日(金)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、ECB(欧州中央銀行)理事会を控えて様子見ムードとなり、東京市場〜欧州市場にかけては小幅な値動きとなりました。
NY市場に入ると、米新規失業保険申請件数が３６．８万件と市場予想よりも改善され、翌日の米雇用統計への期待感が高まると、８２．３５円付近へと上昇。続いて、米ISM非製造業総合景況指数も予想を上回る好結果となり、米ドル円はさらに上値を拡大しました。
また、原油高の一服やNYダウの堅調な値動きにもサポートされ、最後は８２．３６円で取引を終えました。
昨日のユーロ円は、欧州市場に入りGLOBEX(シカゴの電子商品先物取引市場)のNYダウ先物が上げ幅を縮小したことで、対米ドルを中心にユーロ売りが優勢となり下落。また、ECB理事会では、予想通り１．００％の政策金利となり、反応は限定的でした。
NY時間のトリシェECB総裁の会見では、「政策金利は適切」とし、インフレの上振れリスクについては、「強い警戒が正当化されるだろう」、「４月のECB理事会において利上げする可能性を排除しない」と発言すると、利上げ期待からユーロが急騰。
また、NYダウが堅調に推移したことも好材料となり、引けにかけても上昇を続け、最後は１１５．０５円の高値で終了しました。
本日の米ドル円は、米経済指標が好結果となったことやNYダウの大幅上昇を背景に、リスク選好の流れとなっており、ドル買い優勢となりそうです。
また、昨日のECB理事会で４月の利上げへの期待感が高まっていることからも、ユーロ円に連れて上昇する可能性があります。
ユーロ円についても、NYダウが堅調に推移したことや４月にも金利引き上げとの見方が高まっており、ユーロにとって大きな好材料となっています。
引き続き、中東・北アフリカ情勢には警戒心が必要ですが、昨年１０月の高値１１５．６５円付近を試す展開となるか、本日のユーロ円取引に要注目です！
| 【２０１１年３月４日(金) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年３月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額44万2,850円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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