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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(31日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年3月31日】
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2011年3月31日(木)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、日経平均の上昇やフィッシャー・ダラス地区連銀総裁による「6月以降の量的緩和策第2弾には反対」の発言を受けて、ドル買いが高まり上昇。欧州市場でも、GLOBEXのNYダウ先物や欧州株が堅調に推移するなどで米ドル買いを後押ししました。
NY市場に入ると、ADP雇用統計が前月比で+20.1万人増となりましたが、市場予想を下回る結果となったことから反落。また、ビーニ・スマギECB(欧州中央銀行)理事が段階的に金利を引き上げ発言を行うと、対ユーロでユーロ買いが進み、連れて米ドル円も下落。最後は82.88円で終了しました。
ユーロ円は、欧米金融当局者によるタカ派な発言が続いていることから、日本の金融政策への見通し格差が意識され、117.25円付近まで上昇。
買い一巡後は、利益確定の売りによって、116.60円付近まで反落しましたが、欧州市場で、スタルクECB専務理事が「ユーロ圏の政策金利は極めて低い」と発言すると、利上げ観測が高まり上昇しました。
NY市場にかけて続伸しましたが、英米系格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)がキプロスの格付けを「A」から「−A」に下げると発表したことから下落。ただ、ビーニ・スマギECB理事の段階的利上げへの言及が行われると、再びユーロが買い戻される流れになり、最後は117.11円で終了しました。
本日の米ドル円は、FRBの出口戦略に関する発言やECBの利上げなど、欧米でリスク選好ムードになっていることから、3月11日以前の83円台の水準まで回復してきています。
また、ADP雇用統計も14ヶ月連続して拡大していることからも、米ドル買い優勢となりそうです。
ユーロ円については、来週木曜日(4月7日)のECB利上げ以降も、新たに段階的に利上げが実施される可能性が浮上してきました。また、日本においては、原発問題の先行き不透明感や震災を背景とした景気後退も懸念されていることから、ユーロ買い優勢の流れが続きそうです。
【2011年3月31日(木) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移・・・時間が過ぎていくこと
■ 底堅い・・・為替相場が下がりそうで下がらない状況のこと
■ もみ合い・・・為替レートが上下し、方向性が定まらないこと
■ 上値が重い・・・上昇傾向なのに、なかなか思い切って上昇しない状況のこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うこと
■ リスク回避・・・景気が悪化しそうだから、安全資産に移し替えること
■ 方向性に乏しい・・・上昇するのか下落するのか判断しづらい状況のこと
■ 狭いレンジ・・・狭い値幅の間で、為替レートが上げ下げすること
■ 利益確定・・・今手放せば、ある程度利益が得られるから、売却して利益を確定させること
参考 : 経済指標カレンダー【2011年3月】発表予定スケジュール一覧
: 【総額31万7,450円】簡単!現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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