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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 1月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(31日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年1月31日】
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２０１１年１月３１日(月)の経済指標発表スケジュールです。
先週末の米ドル円は、日本国債格下げを背景とした利益確定や、本邦輸出企業による米ドル売りによって上値の重い展開となりました。欧州勢参入後も米第４四半期GDP(国内総生産)を控えて様子見ムードとなったことや、週末に向けて手仕舞いが行われたことでさらに値を下げ、８２．１５円付近まで下落しました。
NY時間では、米第４四半期GDP(国内総生産)速報値が市場予想以下してさらに下落→ミシガン大学消費者信頼感指数が予想よりも好結果だったことで上昇→NYダウの大幅下落から再び下落と上げ下げの激しい値動きになり、最後は、８２．１１３円で終了しました。
ユーロ円においても、日本のソブリン格下げや本邦輸出企業の円転などから、東京市場では１１３．２５円まで下落しましたが、欧州時間に入り、中国の温家宝(オン・カホウ)首相が「中国は今後も債務危機問題で欧州を支援する」と発言したことが好感され、一時１１３．５５円まで上昇しました。
ところがその後、欧米株が大幅に下落したことや米ドル円下落の波及、またエジプトの反政府でもによる騒動を背景としたリスク回避から、一気に下落し、さらに週末によるポジション調整も入ったことから、最後は１１７．６８円で取引を終えました。
今週の米ドル円は、日本のソブリン・リスクが出てきたものの国債の内訳は、９５%が国内で保有されているため、影響は短期的との見方が強まっています。
それよりも、米国の金融緩和策が長期化していることや財政引き締め観測などへの懸念が高まりつつあるため、さらなる下落に注意したいところです。
ユーロ円については、日本国債格下げや米国の金融緩和長期化、親米のエジプトで反政府デモが起きていることなどから、残るリスク回避通貨として、安定通貨のスイスフランとともに買われやすい動きとなりそうです。
また、今週の木曜日(２月３日)のECB(欧州中央銀行)の理事会では、タカ派的な見解を示すとの見方もあるため、ユーロ上昇への期待感が益々高まっています。
| 【２０１１年１月３１日(月) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。前回：
予想：
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年１月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額31万7,450円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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