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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 12月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(1日)
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FX経済指標スケジュール 【2010年12月1日】
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2010年12月1日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、欧州財政懸念から、対ユーロでリスク回避の円買いや米国債購入が進み、米長期金利が低下したことから、米ドル円も大幅に下落。ただ、対ユーロでも米ドル買いが進んだため、米ドル円もいったん持ちなおしましたが、NY市場に入ると、カナダの第3四半期国内総生産(GDP)が予想を下回り、カナダ円の下落が波及。
その後は、米経済指標が予想を上回る結果となったことから、下落幅が縮小し、最後は、83.65円まで値を戻して取引を終えました。
ユーロ円は、PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)諸国を巡る欧州への信用不安から、ユーロ売りが優勢となっていました。
また、欧州市場で発表された独失業者数が予想よりも悪化したことや、欧州株、GLOBEX(シカゴの電子先物取引市場)のNYダウ先物が下げ幅を拡大したことで、さらにリスク回避のユーロ売りが進み、最後は108.64円まで値を下げて終了しました。
本日の米ドル円は、NY市場時間に、米ADP雇用統計や米ISM製造業景況指数などと市場に影響力のある経済指標発表が予定されていますので要注目です。
ただ、それ以外にも、欧州への財政懸念など、米ドルを取り巻く売買要因がありますので、特に、ユーロ米ドルの動きも追いながら、判断したいところです。
ユーロ円は、欧州諸国への財政懸念が根強いため、欧州株やユーロ圏の各国債など、他の投資商品も巻き込みつつ、全体的に下降気味になっています。
なお、本日はドイツやユーロ圏で経済指標発表がいくつか予定されていますので、影響は限定的となりそうですが、注目はしたいところです。
【2010年12月1日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2010年12月】発表予定スケジュール一覧
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