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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 6月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(30日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年6月30日】
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2011年6月30日(木)の経済指標発表スケジュールです。
このページでは、本日発表される予定の主要経済指標や会合などの開始時間などを紹介しています。
また、重要度が高く、注目されやすい経済指標は赤色で記載していますので、発表予定時間前後から、FX会社の情報やニュース、為替レートなどをしっかりチェックしておきましょう。
昨日(2011年6月29日)の主な為替の動き
昨日の為替相場は、東京市場の米ドル/円は、本邦輸出企業による売りオーダーが入り、円高へと流れましたが、下値は堅く、欧州市場終盤にかけて、概ね81円前半で推移していました。
ユーロは、ギリシャ問題を巡る要人発言に左右される展開となり、東京市場ではユーロ/円、ユーロ/米ドルともに軟化。欧州勢参入後は、ギリシャ会議が5カ年緊縮財政法案を可決したことが好感され、ユーロ買い優勢へと転じました。
NY市場に入ると、テクニカル分析重視のモデル系ファンドによる売り観測から、米ドル/円は一時80.55円付近へと急落。
ユーロもギリシャで緊縮財政法案の採決が行われる中、NY市場序盤に、ギリシャ与党議員が反対票を表示たことから、一時急反落しましたが、NY終盤にかけて賛成票が優勢になると上昇。
また、米株高によるリスク選好ムードとなったことからも、ユーロ買いが優勢となり、ユーロ/円は116.58円へと上昇。米ドル/円は、ユーロ/米ドルでの米ドル売りが波及し、最後は80.75円へと下落して取引を終えました。
本日(2011年6月30日)の注目!経済指標
本日の注目経済指標は、日本時間18時から発表されるユーロ圏の6月消費者物価指数(HICP)速報値です。
HICPは、ユーロ圏の政策金利を決定するための判断材料となっているほど、欧州当局にも重要視されている指数ですので、結果次第でユーロの動きに影響を与えやすくなります。
なお、7月にはECB(欧州中央銀行)の利上げが予想されており、インフレ動向を示すHICPに注目が集まります。
なお、21時半以降は、米景気関連指標の発表や米地区連銀総裁による講演も行われますので、そちらにも注目したいところです。
【2011年6月30日(木) FX経済指標スケジュール】 |
↑:前回より改善、▼:前回より悪化
※発表時間は、日本時間で表記しています。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
- ウェリントン市場: 午前5時頃〜
ニュージーランドにあるウエリントン市場の取引開始時間から、終了するまでの時間帯をおもに指しています。
ニュージーランドに続いて、オーストラリアのシドニー市場も開くため、“オセアニア市場”とまとめられることもあります。
東京市場: 午前8時頃〜
おもに、日本の首都・東京市場にて、売買が始まる時間から終了するまでの時間帯を指しています。
また、東京市場のほかに、香港取引市場やシンガポールなどの取引市場も開きますので、まとめて“アジア市場”と呼ばれることもあります。
欧州市場: 午後15時頃〜
おもに、ドイツ(フランクフルト)、スイス(チューリッヒ)、フランス(パリ)、イギリス(ロンドン)の取引市場が開く時間帯をまとめて欧州市場と呼んでいます。
特に、ロンドンフィクス(London Fix)と呼ばれる、ロンドン市場で最も取引が活発になりやすい時間帯(日本時間の深夜1時頃)は要注目です。
NY市場: 深夜22時頃〜
アメリカ合衆国の最大都市ニューヨーク州ニューヨーク市にある、NY取引市場の開催時間帯(日本時間の22時頃〜)を指しています。
ただ、日本時間の夜21時頃に、米経済指標の発表が多いため、一般的には、21時頃もNY市場時間帯として紹介されています。
なお、FXでよく聞く、ニューヨーククローズとは、このNY市場が終了する時間のことで、日本時間では午前7時(サマータイムは午前6時)を指しています。
ただ、FX会社によっては、ニューヨーククローズを午前5:45や午前5:55などと表示しているところもありますが、その理由は、メンテナンス時間を省いているためです。
参考 : 経済指標カレンダー【2011年6月】発表予定スケジュール一覧
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