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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 3月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(9日)
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２０１１年３月９日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、東京市場は売買材料に乏しく、リビア情勢の様子見から小幅な値動きとなりましたが、欧州市場に入ると､クウェートのサバハ石油相が、「石油輸出国機構(OPEC)のメンバーであるリビア減産分を補う方向で協議している」と表明したことで、８２．５５円付近まで上昇しました。
NY市場に入ると、米シンクタンクのレポートでFOMC(連邦公開市場委員会)の声明文から、「長期間に渡り低金利を維持」との文言が削除される可能性があるとの噂が流れると、ドル買いに拍車をかけ、最後は８２．６６円まで上昇して取引を終えました。
一方、昨日のユーロ円は、東京市場では、リビア情勢の悪化を懸念して軟調に推移。欧州市場に入ると、クウェートのサバハ石油相の発言を受けて、米ドルが上昇したため、対米ドルに連れてユーロ円も下落。
売り一巡後は、原油増産の可能性から原油先物が値を下げると、NYダウが大幅に上昇し、ユーロ円もリスク選好の流れから上昇。
また、ウェーバー独連銀総裁が、「ECBの政策金利が年末までに１．７５％になるとの市場予想について、修正を試みようとは思わない」とコメントしたことから、さらに利上げ観測への期待感が高まり、最後は１１４．９３円まで値を戻して取引を終えました。
本日の米ドル円は、原油高が一服したことや米長期金利の上昇を背景に、米ドル買い優勢となりそうですが、上昇した際には、輸出企業による米ドル売りオーダーが入る可能性もあるため、底堅い値動きとなりそうです。
ユーロ円については、ECBの利上げ観測への期待が高まる中、米ドル円も原油高一服や米長期金利の上昇などを背景に上昇との見方もあるため、対米ドルの値動きをチェックしながら取引を進めたいところです。
| 【２０１１年３月９日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１１年３月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額36万4,050円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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