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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 12月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(29日)
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FX経済指標スケジュール 【2010年12月29日】
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2010年12月29日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、本国日本の経済指標が予想通りの結果となり、東京市場は方向性に乏しい値動きとなりました。欧州市場では、米10年国債利回りが低下したことで一時81.82円まで下落。
NY勢参入後は、米S&Pケース・シラー住宅価格指数が前年比、市場予想を下回り、米ドル円も下落しましたが、米リッチモンド地区連銀製造業指数が予想よりも大幅に改善したことや米長期金利が上昇したことで米ドルが買い戻され、最後は82.43円で取引を終えました。
昨日のユーロ円は、ロンドン市場がボクシングデーの振替休日で休場、また、年末に向けて市場参加者も少ない中、東京市場では、アジア中銀のユーロ買い観測から、109.50円付近まで上昇。
その後、上海株が軟調に推移したことや本邦輸出企業の売りが入ったことから徐々に値を下げ、NY時間には、モデル系ファンド(システムトレードなどを駆使し、短期売買で利益を上げていくファンド)の売り観測もあり、一時107.63円まで下落。
引けにかけては、米ドル円でショートカバーが入り上昇したため、ユーロ円でも円売りが進み、最後は108.14円まで値を戻して取引を終えました。
本日の米ドル円は、今夜27時(午前3時)に、総額290億ドル規模の米7年国債の入札が予定されていますので、その前後に動きがありそうです。仮に、米7年国債の入札結果が不調だった場合は、米長期金利が上昇するため、連れて米ドル円も上昇する可能性があります。
一方ユーロ円は、米7年国債入札結果により、米ドル円が上昇した場合には、対米ドルで、ユーロ売り(=米ドル買い)が進む可能性があるため、連れて、ユーロ円も下落する可能性があります。
なお、今週は、市場参加者が少なく、流動性が乏しくなりやすいため、大きな値動きになりやすい点に注意しましょう。
【2010年12月29日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2010年12月】発表予定スケジュール一覧
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