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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 12月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(22日)
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FX経済指標スケジュール 【2010年12月22日】
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2010年12月22日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、クリスマス休暇前の市場参加者が多く、方向性に乏しい展開が続いていましたが、NY時間に入ると、米国勢が米ドル売りから参入したことで、一時83.50円まで下落しました。
その後は、米国株の上昇やNYダウが堅調な動きとなったため、米国債を売って株を買う動きがみられ、米長期金利の上昇に連れて米ドル買いが優勢に。また、欧州への信用不安から対ユーロで米ドル買いが進んだことも後押しし、最後は83.77円で取引を終えました。
ユーロ円は、欧州時間に、中国副首相の王岐山が「中国は欧州連合(EU)の市場安定化に向けた措置を支持する」と、EUの債務問題を支持する発言を行うと、ユーロ米ドルでユーロ買いが進み、ユーロ円も連れて上昇しました。
ところが、米格付け会社ムーディーズが、「ポルトガルの格付けを1〜2段階引き下げる方向で見直す可能性がある」と発表すると、リスク回避のためユーロ売りが優勢に。
また、英米系格付け会社フィッチが「ギリシャの外貨建て国債格付けを、投機的等級まで引き下げる可能性が高い」と発表したことを受けて、さらにユーロ買いが進み、最後は109.70円まで下落して終了しました。
本日の米ドル円は、NYダウがおよそ2年4ヶ月ぶりに高値を更新したことや、米景気への期待感が高まっていることなどからも、引き続き、米ドル高で推移するものと思われます。
ユーロ円については、PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)諸国の格下げをはじめ、欧州に関する暗い話題が多いため、引き続き、ユーロ売りが優勢となりそうです。
また、クリスマス連休前で、ポジションの整理や、売買を控える動きも出やすく、流動性が低下するため、大幅な値動きに注意をしたいところです。
【2010年12月22日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2010年12月】発表予定スケジュール一覧
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