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FX経済指標スケジュール 【2010年12月10日】
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２０１０年１２月１０日(金)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の米ドル円は、米長期金利の上昇に伴い、米ドル買いが続伸しました。また、NYダウ先物も堅調に推移したことから、欧州勢参入後も８３．９０円付近まで上昇。
NY時間に入ると、懸念されていた米新規失業保険申請件数が予想を上回る好結果となりましたが、それよりも、米国債購入が増えたことで米長期金利が低下したため、米ドル買いも一服し、最後は８３．７２円まで反落して取引を終えました。
ユーロ円は、ユーロ/米ドルの取引で､ドル買いが優勢となっていたことや、ECB(欧州中央銀行)の１１月度の月報で、長期失業者の増加が懸念されたことで下落。ユーロ円も、対米ドルに追従する動きとなりました。
また、英米系格付け会社フィッチがアイルランドの格付けを引き下げたことや、イタリアの格付けも引き下げられるのではないか、との噂が流れると、さらにユーロ売りが加速し、最後は１１０．８４円で引けました。
本日の米ドル円は、NY時間に米国で複数の経済指標発表が予定されていますが、反応は弱く、それよりも米長期金利の動向に敏感な動きを見せています。
なお、今週末は、中国人民銀行利上げの憶測も広がっていることから、リスク回避の下落にも注意したいところです。
ユーロ円は、アイルランド格付けの引き下げによって、PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)諸国への懸念が強まったことから、引き続き、ユーロ売りが優勢となりそうです。
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| 【２０１０年１２月１０日(金) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度：高、△ 重要度：中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
＜ FX初心者必見！主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 ＞
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(＝下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(＝上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 ： 経済指標カレンダー【２０１０年１２月】発表予定スケジュール一覧
： 【総額31万7,450円】簡単！現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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