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FX経済指標スケジュール 【2010年11月10日】
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2010年11月10日(水)の経済指標です。
昨日の米ドル円は、日本の9月国際収支が経常収支、貿易収支ともに予想を上回る結果となり、円買い優勢の取引で始まりました。
ただ、NY時間に入ってからは、米10年国債利回りの上昇とともに日米金利差が拡大すると、米ドル買い戻しの流れとなり、最後は81.72円まで上昇して取引を終えました。
ユーロ円は、PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)諸国の財政懸念を背景に、ユーロ売りの流れを引き継いだままでのスタートしました。
また、東京市場終盤に、中国で金融引き締めを実施するのではとの噂が流れたことで、さらにリスク回避のムードとなり、欧州勢参入後は一時は111.75円付近まで下落しました。
NY時間に入ると、米国債利回りの上昇がサポートとなり、最後は112.56円まで回復して取引を終えました。
本日の米ドル円は、明日が退役軍人の日で米国が祝日となっていることから、通常は明日発表される予定の米指標が本日発表されます。
ただ、明日からは韓国でG20(20カ国・地域首脳会議)が開催されるため、慎重な動きとなりそうです。
一方、ユーロ円は、PIIGS諸国の財政不安への警戒心が高まっており、ユーロ円のみで見た場合には、リスク回避の円買いが優勢となりそうですが、対米ドルでは、G20を前に米ドル売りをし辛い状況にもなっているため、ユーロ米ドルの動きにも注目しておきたいところです。
【2010年11月10日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー 【2010年11月】発表予定スケジュール一覧
: 【総額31万7,450円】簡単!現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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