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FX経済指標スケジュール 【2010年2月19日】


2010年2月19日(金)の経済指標です。本日は、ニューヨーク市場の取引が活発になる22時半頃から、FX(特に米ドル)に影響しやすい経済指標の発表が連続して行われます。

今朝、6時30分頃に、米国連邦準備制度理事会(FRB)が公定歩合を0.75%に引き上げる発表を行いましたので、ドル高の動きで進んでいますが、今夜はさらにアメリカの景気判断をするための材料になる重要な指標が多く発表されますので、米ドルの動きに注目です。




【2010年2月19日(水) FX経済指標スケジュール】


 重要度:高、 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。




公定歩合とは?

公定歩合(こうていぶあい)とは、「銀行の銀行」や「政府の銀行」と呼ばれる中央銀行が、民間の金融機関に資金を貸すときに適用される基準金利のことです。



例えば、新生銀行が日本の中央銀行(日本銀行/通称:日銀)から資金を借りるときは、当然のことながら、タダでは貸してくれませんので(笑)、借りた金額に対して利子(利息)を払うことになります。



この利子率のことを"公定歩合”と呼んでいます。



FXへの影響については、公定歩合が上がると、一般消費者が利用する銀行の預金金利も連動して上がりますので、結果的に高金利通貨を買う人が殺到し、通貨高を引き起こします。



流としては、


公定歩合が上がる通貨がたくさん買われる通貨高になる
(例:日銀の金利が上がる ⇒ 円がたくさん買われる ⇒ 円高になる)


となります。




反対に、公定歩合が下がると、預金金利も下がりますので、


公定歩合が下がる通貨が売られる通貨安になる
(例:日銀の金利が下がる ⇒ 円が売られる ⇒ 円安になる)


という現象が起こりやすくなります。



参考 : 経済指標カレンダー 【2010年2月】発表予定スケジュール一覧
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