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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 2月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(14日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年2月14日】
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2011年2月14日(月)の経済指標発表スケジュールです。
先週末の米ドル円は、前日発表された米経済指標の好結果を背景に、強含みで始まりました。83円台に入ると、本邦輸出企業による米ドル売りが観測されましたが、売りオーダーもこなし、83.50円付近へと上昇。
欧州時間に入ると、値ごろ感から米国債を買う動きがあり、NY市場序盤にかけては徐々に反落しましたが、ムバラク・エジプト大統領の辞任が発表されると、ドル買い優勢となり、83.69円付近まで反発。その後は、米長期金利が再び下げ幅を拡大したことから値を下げ、最後は、83.67円で取引を終えました。
ユーロ円は、ECB(欧州中央銀行)の利上げ観測後退や米長期金利上昇を背景に、米ドル買いが優勢となったことから、欧州時間にかけてはユーロ売りが活発化しました。
NY市場に入ると、ムバラク大統領辞任報道からリスク選好の流れとなり、一時113.20円まで上昇。その後は、米長期金利が下げ幅を拡大したことから対米ドルで米ドル売りが進み、ユーロ円も連れて下落。最後は、113.03円まで下落して取引を終えました。
今週の米ドル円は、新米国のエジプト情勢が収束に向かうことへの期待感から、リスク選好の流れとなりそうです。また、米経済指標の好結果が続いていることからも、上向きの展開になることが予想されます。
ユーロ円については、タカ派の時期ECB総裁の有力候補だったウェーバー独連銀総裁が退任することで、ECBの金融政策にも影響が懸念されているため、軟調に推移する可能性があります。
また、対米ドルで米ドル買いが優勢となっていることからも、弱気な流れとなりそうです。
なお、米ドル円やユーロ円は、米長期国債金利やNYダウ株価などの影響も受けやすい通貨ペアです。
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【2011年2月14日(月) FX経済指標スケジュール】 |
※◎ 重要度:高、△ 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >
■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと
■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま
参考 : 経済指標カレンダー【2011年2月】発表予定スケジュール一覧
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