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FX経済指標スケジュール 【2011年1月17日】


2011年1月17日(月)の経済指標発表スケジュールです。


先週末の米ドル円は、中国の金融引き締め観測を背景にアジア株が下落したことで、リスク回避の円買いが進み、一時82.40円付近まで下落。欧州市場では、ユーロ/米ドルで米ドルが買い戻される流れになると、米ドル/円も連れて82.95付近まで反発。

NY市場では、米12月小売売上高やミシガン大消費者信頼感指数が市場予想を下回り、米景気回復への期待が後退したことで、米ドル/円も再び値を下げて、最後は82.89円で終了しました。



ユーロ/円は、東京市場では、中国の利上げ観測からリスク回避の売りが優勢となり、一時110.07円まで下落したものの、欧州勢参入後は、欧州の信用不安が後退したことで、ユーロ米/ドルを中心に上昇。

また、NY市場では、米経済指標が予想よりも下振れしたことで、さらに対米ドルでユーロ買いが優勢となり、ユーロ/円も連れて上昇。最後は110.95円まで上値を伸ばし、取引を終えました。




今週の米ドル/円は、警戒されていた中国の金融引き締めも終わり、NYダウも堅調に推移していることから、米ドルの下落も一服しそうです。

ただ、このところ米経済指標の結果が芳しくなく、積極的にドル買いへと進む材料が乏しいため、方向性に乏しい展開となりそうです。

経済指標の市場予想が前回よりも高い時は、結果次第でドル買いを後押しする可能性もありますので、注目したいところです。



ユーロ/円については、欧州高債務国のポルトガル、スペイン、イタリアの国債入札が無事に終わったことで、欧州への信用不安が後退したことで、底堅い動きとなりそうです。

ただ、財政難が解決したわけではありませんので、引き続き、欧州に関する要人発言や経済指標などには注意したいところです。




【2011年1月17日(月) FX経済指標スケジュール】


重要度:高、 重要度:中
※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。



< FX初心者必見!主なFX用語を分かりやすく簡単に説明 >

■ 軟調(なんちょう)・・・為替レートがゆっくりと値を下げつつあること(=下落傾向)
■ 堅調(けんちょう)・・・為替相場が徐々に上昇しつつあること(=上昇傾向)
■ 推移(すいい)・・・時間が過ぎていくこと

■ 値を戻す・・・いったん急上昇や急落した後、急変前のもとの値段まで戻ること
■ 円転(えんてん)・・・外貨を日本円に替えること
■ リスク選好・・・景気が良くなりそうだから、積極的に投資を行うさま




参考 : 経済指標カレンダー【2011年1月】発表予定スケジュール一覧
    : 【総額31万7,450円】簡単!現金プレゼントキャンペーン [攻略法]
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