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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > 10月経済指標カレンダー > 経済指標スケジュール(12日)
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FX経済指標スケジュール 【2011年10月12日】
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2011年10月12日(水)の経済指標発表スケジュールです。
昨日の為替相場は、先週末に行われたドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領の首脳会談で、欧州の銀行を早期に資本増強する方針を表明したことや、トロイカのギリシャ救済協議報道で高騰していたユーロ買いが一服し、利益確定の売りで軟化しました。
ちなみに、トロイカとは、欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の3機関のことで、「この3機関がギリシャを救済するのかも!」との期待感が高まり、週明けはユーロ買いが殺到していましたが、昨日はその流れも落ち着きました。
というのも、欧州連合(EU)の金融安定を目的として、資金管理や財政難の国に融資などの支援を行う機関、欧州金融安定基金(EFSF)の機能拡充法案を巡って、欧州圏内で賛成派と反対派の意見が分かれているからです。
EFSFの機能を拡充するということは、EFSFの権力がより強まることにも成りかねませんから、かつてはドイツも反対(今は賛成)していましたが、昨日は、ユーロ圏では最後の採決を行う国、スロバキア議会に注目が集まっていました。
結果は、スロバキア議会は反対を表明しました。その他のユーロ加盟国はすべてEFSF拡充案に可決していましたので、最後の最後で、反対派が出たことになります(;^_^A。
ただ、今後は、スロバキア首相が野党に協力を要請する意向を示しており、ましてスロバキアはユーロ圏でも下から2番目の経済力(ちなみに最下位はキプロス)ですので、最終的には再度行われる採決で可決する見通しとなっています。
さて本日は、世界中で注目を集めているユーロ圏の長、トリシエECB総裁の講演や、米国の金融政策を決めるFOMC(米連邦公開市場委員会)など、FXに影響力のあるイベントが多数控えています。
発表が行われる日本時間深夜にかけては様子見ムードとなりそうですが、米国はウォール街や富裕層の居住地域での抗議デモが起きたことからも、FOMCの金融政策に注目が集まっており、トリシエECB総裁講演は、高債務国への問題解決についての言及に注目が集まっています。
【2011年10月12日(水) FX経済指標スケジュール】 |
※発表時間は、日本時間で表記しています。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。
- ウェリントン市場: 午前5時頃〜
ニュージーランドにあるウエリントン市場の取引開始時間から、終了するまでの時間帯をおもに指しています。
ニュージーランドに続いて、オーストラリアのシドニー市場も開くため、“オセアニア市場”とまとめられることもあります。
東京市場: 午前8時頃〜
おもに、日本の首都・東京市場にて、売買が始まる時間から終了するまでの時間帯を指しています。
また、東京市場のほかに、香港取引市場やシンガポールなどの取引市場も開きますので、まとめて“アジア市場”と呼ばれることもあります。
欧州市場: 午後15時頃〜
おもに、ドイツ(フランクフルト)、スイス(チューリッヒ)、フランス(パリ)、イギリス(ロンドン)の取引市場が開く時間帯をまとめて欧州市場と呼んでいます。
特に、ロンドンフィクス(London Fix)と呼ばれる、ロンドン市場で最も取引が活発になりやすい時間帯(日本時間の深夜1時頃)は要注目です。
NY市場: 深夜22時頃〜
アメリカ合衆国の最大都市ニューヨーク州ニューヨーク市にある、NY取引市場の開催時間帯(日本時間の22時頃〜)を指しています。
ただ、日本時間の夜21時頃に、米経済指標の発表が多いため、一般的には、21時頃もNY市場時間帯として紹介されています。
なお、FXでよく聞く、ニューヨーククローズとは、このNY市場が終了する時間のことで、日本時間では午前7時(サマータイムは午前6時)を指しています。
ただ、FX会社によっては、ニューヨーククローズを午前5:45や午前5:55などと表示しているところもありますが、その理由は、メンテナンス時間を省いているためです。
参考 : 経済指標カレンダー【2011年10月】発表予定スケジュール一覧
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