FX経済指標スケジュール 【2010年1月6日】

時間	通貨	重要度	経済指標・主な行事	前回･予想	結果
00:00		△	住宅販売保留指数[前月比]	前回：3.7％(3.9％) 予想：-2.0％	-16.0％
00:00		△	製造業新規受注[前月比]	前回：0.6％(0.8％) 予想：0.5％	1.1％
09:30		△	住宅建設許可件数 [前月比]	前回：-0.6％(-1.8％) 予想：3.3％	5.9％
18:00		△	サービス部門購買担当者景気指数(ＰＭＩ、改定値)	前回：53 予想：53.7	53.6
18:30			サービス部門購買担当者景気指数(ＰＭＩ)	前回：56.6 予想：56.8	56.8
19:00			製造業新規受注[前年同月比]	前回：-16.5％(-16.4％) 予想：-11.0％	-14.5％
19:00			製造業新規受注[前月比]	前回：1.5％(1.7％) 予想：-1.0％	-2.2％
19:00		△	卸売物価指数(ＰＰＩ)[前年同月比]	前回：-6.7％ 予想：-4.5％	-14.5％
19:00		△	卸売物価指数(ＰＰＩ)[前月比]	前回：0.2％ 予想：0.2％	-2.2％
21:00		△	ＭＢＡ住宅ローン申請指数[前週比]	前回：-10.7％	-22.8％
21:00		△	ＭＢＡ住宅ローン申請指数[前週比]	前回：-22.8％	0.5％
21:30		△	チャレンジャー人員削減数[前年比]	前回：-72.3％	-72.9％
22:15		△	ＡＤＰ雇用統計[前月比]	前回：-16.9万人 予想：-7.5万人	-8.4万人
24:00		◎	ＩＳＭ非製造業景況指数(総合)	前回：48.7 予想：50.5	50.1
28:00		◎	米連邦公開市場委員会(ＦＯＭＣ)議事要旨

ISM非製造業景況指数とは？

ISM非製造業景況指数とは、アメリカの供給管理委員会(Institute for Supply Management)が発表する経済指標の一つです。


「ISM非製造業景況指数」をパッと見ると、アルファベットや漢字続きで難しい専門用語のように感じますが、それぞれの文字を以下のようにほどいて見てみると、どんな指標なのか分かりやすいと思います。



「 ISM / 非製造業 / 景況 / 指数 」

ISM ⇒ アメリカの供給管理委員会(による)
非製造業 ⇒ 製造業を除く、サービス業などの業種(を対象に)
景況 ⇒ 景気の状態がよさそうか、悪そうか(を聞いた)
指数 ⇒ アンケート結果(をパーセンテージで表したもの)



つまり、簡単に言うと、アメリカの製造業以外の業種(主にサービス業)に聞いた、景況感アンケートの結果です。



もう少し具体的に説明すると、全米にある３００社以上の非製造業を対象に、１ヶ月前と比べて、「事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延」の４項目の状況が良くなっているかどうかを、良い、同じ、悪いの三択で答えてもらいます。



■ 事業活動 ： (前月に比べて)良い、同じ、悪い
■ 新規受注 ： (前月に比べて)良い、同じ、悪い
■ 雇　　　用 ： (前月に比べて)良い、同じ、悪い
■ 入荷遅延 ： (前月に比べて)良い、同じ、悪い



この４項目の回答をまとめて発表された指数が５０％を超えているようなら、アメリカは景気拡大傾向にある、５０％を下回った場合は景気後退傾向にあると判断していきます。

ISM非製造業景況指数のFXへの影響

ISM非製造業景況指数のFXへの影響の仕方としては、まず、変動しやすくなる通貨は、アメリカの経済指標ですので“米ドル”となります。


ISM非製造業景況指数が５０％を超えているようなら、景気拡大や景気回復にあると判断されるため、期待感からドル買いに繋がりやすいと言われています。