FX取引ツールの種類と活用法

ブラウザー型FX取引ツールの特徴

ブラウザーとは普段パソコンでインターネットを見ている画面(正確にはインターネットを見るためのソフトウェア)のことですが、ブラウザー型のFX取引ツールは画面上でIDやパスワードを入力すれば、すぐに利用できます。


プロのトレーダーが使いこなすような高機能こそ付いていませんが、取引画面に素早くアクセスできますので、すぐに取引が行えます。



また、高機能は付いていないと言っても、数十種類の分析チャートや為替ニュース、リアルタイムで更新される為替レートは搭載されていますので、何の不自由もなく取引できます。









上の画像はDMMFXのブラウザー型FX取引ツールですが、アクセスするとすぐに上の画面が表示されますので、チャート表と為替レートを見ながら早速取引ができます。



このように、ブラウザー型のFX取引ツールはインターネットができるパソコンならば、どこからでもログインして使えますので、FX初心者や手軽に取引を行うのに向いています。

インストール型のFX取引ツールの特徴

インストール型のFX取引ツールは、利用するために、まずFX会社から専用ソフトをダウンロードする必要があります。









パソコンに取り込んでから起動したら、あとは、ブラウザー型のFX取引ツールと同じようにIDとパスワードを入力してログインすれば取引を始められます。


インストール型の良い所は、FXに役立つ高機能が満載なところです。


プロが使っているような本格的なテクニカルチャートやFXで利益を出すために役立つ機能がたくさん使えますので、じっくり分析しながら取引が行えます。



また、複数のチャートを同時表示させたり、利用したい機能だけを表示したり配置できたりと、使いやすくするために色んなカスタマイズもできますので、あまりにも使いたい機能がありすぎて、ディスプレイをたくさん欲しくなります(笑)。



FXを始めた頃は標準画面のままで、慣れてきたら少しずつ調整していけば、自分だけの最強取引ツールを作ることができます。



なお、インストール型のFX取引ツールは、そのソフトウェアが入っているパソコンでなければ利用できませんので、ブラウザー型のような手軽さはありません。


その代わり、役立つ高機能を駆使できますので、利益を挙げるためには有利です。




FX会社によっては、インストール型とブラウザー型の両方を利用できますので、初心者の頃はブラウザー型で慣れてきたらインストール型に変更したり、自宅ではインストール型を使って、外出先ではブラウザー型を使うといった使い分けをするのも良いです。

スマートフォン・タブレット専用アプリの特徴

スマートフォン専用アプリは、Android端末ならgoogle Playストア、iPhone・iPadならApple Storeからダウンロードして利用できます。


もちろん、FX会社から提供されているアプリは無料で使えますので、利用料は一切かかりません。



スマートフォン専用アプリの良い所は、なんと言っても、ちょっとしたスキマ時間を有効に利用できるところです。移動中でも外出中でも、好きな時に取引できますのでチャンスを逃しません。


また、一昔前のスマホ専用アプリは入金ができなかったり、IFOといった条件付き注文ができなかったりと機能性に乏しかったのですが、最近は、使える機能もパソコン用の取引ツールにかなり近づいています。









上の画面はGMOクリック証券のスマートフォン専用アプリですが、チャート画面からワンタップで注文できたり、多彩なテクニカルチャートが利用できたりと、見やすい上に高機能です。


しいて弱点を挙げるとすれば、パソコンのように大きな画面で操作できないところですが(笑)、もともとスマートフォンの操作に慣れていれば問題ないと思います。



通常はパソコンで取引を行っているという場合でも、絶好のチャンスは突然やってきますので、しっかりものにするために、たまにはスマートフォン専用アプリを使って操作に慣れておくと良いです。